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男性
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1974/10/28
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4月23日の日本経済新聞に掲載されていた記事ですが、

ブラジルでは1970年頃、ちょうどオイルショックのあたりから

バイオエタノールの利用が始まり、

2008年にはガソリン販売量を上回ったそうです。

米国のオバマ大統領が打ち出したグリーンニューディール政策。

世界で普及が進む中、企業で先頭を走るのは輸出拡大でエタノールメジャーを目指す

ブラジル国営石油会社のペトロブラス

国営企業であり、尚且つバイオエタノールで外貨を稼ぐのは

ブラジルの国策なんです!


このペトロブラス社ですが、

2009年から5年間で新たな深海油田【プレサル】に280億ドル(2.5兆円)

を投じると報道されました。

この【プレサル】はブラジル沖で新たに発見された大規模油田で、

推定埋蔵量は700億バレルとも言われています。

この計画は現在進行形なのですが、実現すれば

ブラジルの原油生産量は2015年に334万バレル/日となり

世界7位のカナダをうわまってしまうそうです。

ちなみにサウジアラビアが1位で1,041バレル/日です。
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ブラジルの輸出相手国は米国、南米が中心ですが、

ここ最近中国の比率が高まってきています。

2000年は11億ドル

2008年は164億ドルです。

主な輸出は食料品、鉄鉱石ですが、

オイルショック以降石油が着目され、最近は原油の輸出も多く、

航空機や乗用車の輸出も見られ、

高い技術力を有する国へと進化しているようです。


ブラジルの輸出品目を見てみると

鶏肉コーヒー豆牛肉鉄鉱石が最大輸出国となっています。

ブラジル・ボンド・オープン(ブラジル国債)を購入するにあたって、

ブラジルと日本の比較をしてみます。

あっ、余談ですけど4月29日から日本にも来たIOCがブラジルのリオデジャネイロ

を視察するそうですよ。非国民って言われそうですが、ブラジル誘致を願ってます!



まずは全体像での比較です

日本   ブラジル
人口減少 人口増加
削減目処が立たない財政赤字 財政の回復が急加速
本格的な高齢化社会到来 豊富な生産年齢人口
資源無 豊富な資源
食糧不足解決策無 贅沢な資源、農業立国








少し先の話ですが、日本は2050年には人口が9,500万強に減少し、

高齢者が人口の約40%を占めると言われています。現在は23%ですから

労働力の減少につながっていきます。

(ある証券会社の方が言ってましたが、労働人口と総人口が減少する国は

必ず通貨は売られると・・・。

つまり円が世界の主要通貨と比べて円安になるという事ですかね?)



次にブラジルですが、同じく2050年に人口は2億5000万に増加し、

高齢者や生産年齢人口は現在と著しい違いはないようです。

人口の増加も注目すべき点ですが、中間所得者層の増加が顕著なのです。

家や車を購入できる所得者層が増えると

個人消費の拡大期待が見込め、経済活性化に直結します。

さらにブラジルではローンで物を購入するという事が始まったばかりで、

世界的にも家庭の債務(借金やローンの支払)は小さく、今後の

ローン拡大余地が多大にあります。


日本も現在、映画で大ヒットとなった【オールウェーズ三丁目の夕日】のような

生活には戻れないはずです。

風呂なし、テレビなし、エアコンなし、電子レンジなし、は考えられません。

1度贅沢を味わった人間は更なる贅沢を求める傾向があるそうです。


またブラジルの対外債務(ようは海外への借金のようなもの)も

対外債務と外貨準備高を比べると、黒字化しています。

一慨には言えませんが、日本とは大違いなのです。

日本は一応国際的信用がある為、断言はできませんがでもヤバいですよね。



まずはじめにブラジルとはどんな国なのか、投資対象国としての魅力は何かを

明確にしなければなりません。

ちなみに現ブラジル大統領の支持率は80%以上、麻生さんとは

大違いですが、この理由はブラジルの政策と密接な関係にあるようです。

国の概要

人口 1億8,390万人
面積 851万平方㎞
首都 ブラジリア(人口246万人)
言語 ポルトガル語


実質金利

国債投資の魅力の1つとして高い実質金利(政策金利-インフレ率)
があげられます

ブラジル   5.41%
トルコ     2.00%
南アフリカ  2.40%
ロシア    ▲0.37%
アメリカ   0.22%
日本     0.10%


インフレ率

実はブラジルは現在は5.8%程のインフレ率で推移していますが、

過去にハイパーインフレに襲われた経緯があります。

1988年~1990年にかけておきた第1次、第2次オイルショックにより、

ブラジルの成長を支えていた外貨資金が途絶え、

対外債務問題が表面化。

ブラジル通貨に対する信用が失墜し、通貨が暴落する事で

物価が一気に跳ね上がるハイパーインフレが発生。

【例えるなら1年で100円のジュースが今月63万円になる位の暴落です】

この間、物価、賃金、為替の凍結、大幅な通貨切り下げ策が行われたが、

ブラジル通貨の信用は取り戻されなかったという経緯があります。

そこで1994~1995年にかけてインフレの鎮静化を国策として行います。
  • ブラジル通貨を米ドルにリンクさせる
  • ブラジル通貨の2,750分の1のデノミの実施
  • 新通貨レアルの登用
  • 為替レート1米ドル=1レアルへ
  • 抜き打ちの物価凍結は絶対に行わない
上記の政策により現在は穏やかなインフレ率で推移しています


経済成長率


現在は5.1%


政策金利

前述したようにハイパーインフレを経験した為、

現在のブラジル政府の政策目標はインフレの安定化です。

常にインフレを意識した政策金利のコントロールにより

インフレの安定化が実現してます。

現在はインフレ率の設定を4.25%を軸に±2%に収めようと

しているようです。
















株の世界的大暴落、金融危機まっただ中のこの時、

今こそが本当の投資機会だと思っている方も多いと思います。

先進国ももちろんこれから景気回復をしてくるのでしょうが、個人的には

途上国の方が立ち直りが早いのではないか?

と思っています。その中で注目しているのがブラジルなのですが・・・。

アジアの途上国は先日のタイのクーデターにあるように非常に政治的に不安定です。

ちょっと弱みを見せるとこれでもかっと言う位に海外勢の投入資金が逃げていきます。

ロシアもインドも然り・・・。

もちろんブラジルがそうではないとは言いきれませんが、

途上国特有の不安定要素を打ち消す魅力的な材料があるのも事実だと思います。

そこでブラジル・ボンド・オープンというブラジルの債権に投資している商品と

ブラジルという国を分析していきます。

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